いっぱいいっぱいはもう卒業!余裕が生まれる暮らしの作り方

片づけ、子育てや介護に関すること、関連イベントのお知らせを発信するブログです。ライフオーガナイザー。社会福祉士。3人の娘の子育て中。

好きなことを知ろう!

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー®︎ つるさきかよです。

 

昨日はお風呂に入っている時に、目を閉じてシャンプーしていたら、その香りで父との日々を思い出しました。

 

いくつもの病院を転院し、

父は最期まで頑張って生きてくれました。

 

どうしても在宅介護が難しく病院に、

と選択した私たちきょうだいでしたが、

私は母が生きていたら、

きっと家でもうすこし長く一緒に

暮らしただろうと思います。

でも、母がいない今、

わたし達にその選択肢は選べない、

そして選びたくてもできませんでした。

明らかに疲弊することが見えていたからです。

 

結婚していなかったなら。

子どもがいなかったなら父と一緒に暮らすことができたのだろうか?

間違っていないか?

これでいいのか?

たくさん悩みました。

父が亡くなった今だって

正解はどれだったのか

わかりません。

 

では、何ができるか?

家族の面会時間。

場所は病院の一室で

父のいつも過ごした実家ではないけれど

私といることで空間を演出しようと思いました。

 

好きな食べ物を持参したり

一緒にリハビリをしたり

クイズを出題したり

子どもの写真を見せておしゃべりしたり

寒いから温かいパジャマがほしいと言われたら

実家のタンスから探して持って行ったり

大好きな雑誌の翌月号を買ってきてと言われ

持ち込んだり

父お気に入りの道具を持って行ったり

一緒に音楽を聴いたり

 

 

病院の入院のしおりに載っていないものこそ

いかに本人にとって今を生きるモノであったか

 

施設に入ることになる際も

ご家族と暮らすことになる際も

家族が知っておいてほしいです

 

普段の生活で何が好きで

どこでよく買い物をして

今どんな事を大切にしていて

選んで使っているお気に入りは何か

 

例えば、プリンとヨーグルトどっちが好き?

なんて小さな事でも意外と知らないことが

多かったです。

 

ライフオーガナイズ的な視点から

 

●入院前に使っていたお気に入りのものが、病室という空間で本人のプライベートを充実させていた

 

●思考の整理からスタート

大切なことは何かを知ろう!

コミュニケーション!

 

悩みがない人なんていないと思います。

正しさなんて必要ない

何ができるかあきらめない

 

そして苦しみやつらさを

呼吸をするように吐き出せる

家族や友人を

持っていて欲しいと思います

 

 

時には自分勝手に

自分を大切にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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