いっぱいいっぱいはもう卒業!余裕が生まれる暮らしの作り方

片づけ、子育てや介護に関すること、関連イベントのお知らせを発信するブログです。ライフオーガナイザー。社会福祉士。3人の娘の子育て中。

身体抑制と病院とわたし

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー®︎ つるさきかよです。  

 

 

あんまり書きたくないことですが、真実を知って欲しいので書きますね。

この事で父と自分以外の誰からも責められたくありません。

お察しくださいますよう、お願いします。

 

 

父は身体がだんだん不自由になっていく病気であったために、またその二次障害なのか不穏な状態があったため、転倒や落下が危ないからという理由で、身体抑制を受けました。

 

 

もちろん、今の時代、家族は誓約書を書かせられます。

病院側はコンプライアンス遵守やリスク回避のためにすることであって、単なる紙切れ一枚なのでしょう。

 

けれども、家族、特に

キーパーソンとして動いている私

 

それが必要な場合は、

家族の欄にほとんど毎回自分の名前を

書く羽目になります。

 

 

 

父の動く自由を奪うのは、

病院ではなくわたし。

そう感じていました。

 

 

あのサインは1番書きたくないサインでした。

実はあんまりそれを書いた記憶がないのです。

 

書類として残る紙を見るたびにハッとして

自分がした行為に心が折れそうになりました。

残像が今これを書いている時も

頭に浮かんでくるくらい。

少しでも自由でいてほしいという思いで、

面会に出かけました。

父への申し訳なさで辛くて

今も思い出すと涙が出ます。

正しかったのかな。

わからない。

では、身体抑制のない病院はどうであったか。

 

 

わざわざそれをしない

そうホームページに書いてある病院を選んで

移ったのに

まさかの、薬という名の抑制を受けたのでした。

やめてほしいと医者に訴えても、

病院側の安全を確保するという理由で

減らしてはもらえましたが

無くしてはもらえませんでした。

最終的に、

父に

6粒の大きな錠剤をスプーン一口で無理矢理に飲ませていた場面を目の前で見た私は、転院を決めました。

 

いつもグッと我慢していたけど、

さすがに飲めない父に

少しイライラした様子で飲ませようとした

看護師に怒りを抑えて言いました。

 

それ、自分で飲めますか?

わたし、普通でも分けて飲みますよ。

(その大きな錠剤と量を、飲める能力が父にもう無いのを

理解できないんですか?)

 

忙しいからと言って、尊厳を守れない人に

なりたくない。

父はわたしにとっては家族です。

とても大切な人。

患者はおなじ人間。

そんな接遇マナーの悪い病院、

おかし過ぎるやろ、と感じました。

本当に本当に対応がひどかったです。

 

あの冷たい目をした女医は

父でなく病気や症状を見ていました。

 

それから辛かったのは

知り合いにその病院を利用している方がいて、

その病院を褒めていたことでした。

 

やはり人によって、医療の受け方は違いますし、感じ方は異なると思いました。

もちろん、その方にはこの話はしていません。

 

 

夜はどこも看護師の数が減りますし。

介護士もしかり。

夜勤は大変。

きっとそうでしょう、間違いない。

だけど、ここは今の父と私たちには合わない。

そう感じました。

 

 

 

父が亡くなって、1年と6ヶ月が経ちましたが、

それでもなお自分がした行為に心が折れます。

ふとした時に思い出すからです。

 

少しでも自由でいてほしいという思いで、

面会に出かけていたあの日々。

面会に行くと

抑制を外してもらえます。

でも

ダブルケア

子どものことで行けない日々が続くこともあり

罪悪感でどうしようもない日々を過ごしました。

父への申し訳なさで辛くて

やっぱり

今も思い出すと涙が出ます。

夏休みに、ペット2を見て

トラの赤ちゃんが檻に入れられて

手足を留められているとこを見たら

父を思い出してしまいました。

 

 

わたし正しかったのかな。

お父さんホントにごめんね。

苦しい思いさせてしまって

本当にごめんね。

嫌だったよね。

大好きなお父さん

お家で看てあげられなくて

本当にごめんね。

育ててくれたのに

ありがとう。

わたしが死んだ時

いつか父に会えたら

言いたいことです。

 

 

それまでは頑張らないと!

胸を張って謝ろう!

 

 

ダブルケアでがんばっている方が集まれる

お茶会を始めようかな、と思っています

 

 

興味がある方は

oyakoasobikariyusi@gmail.com

までご連絡ください。

 

 

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#お茶会

#みんなで抱えて軽くなろう

#歯を食いしばらなくてもいいよ

#つらいって言ってもいいんだよ

 

 

 

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