子育てと介護のダブルケアを そっと応援 寄り添いを大切にする 福岡のライフオーガナイザー®︎ つるさきかよです。
ダブルケアとは?
かんたんに言えば
子育てと介護を両方ともに行っていること
時代とともに
女性が社会に出て働く機会やその総数が増え
結婚の時期が以前よりも
遅くなりました。
16歳から20代前半に妊娠、出産していたのが
がぜんスローペースになっています。
大学に進学したら
22歳からが社会に出る元年。
彼女たちが結婚する年齢は25歳から40歳代と
アラフォーくらいまで自由に伸びています。
①親が20歳で産んでくれたとしたら、
娘が25歳になったとき、
親の年齢は45歳
②親が20歳で産んでくれたとしたら、
娘が40歳になったとき、
親の年齢は60歳
③親が27歳で産んでくれたとしたら
娘が25歳になったとき、
親の年齢は52歳
④親が27歳で産んでくれたとしたら
娘が40歳になったとき、
親の年齢は67歳
この4つのパターンは
親が比較的若く産んでも
娘の結婚がゆっくりだと
親もその分、歳を取るので
晩婚化するほどに
介護が必要になる可能性が高い
ということです。
以前は
小さい子どもの子育てが終わり、
子どもが育ち上がったら、
高齢になった親の介護がくる時代でした。
現代は
小さい子どもの子育ての最中に
子どもが1番手がかかる時期に
高齢になった
親の介護がくる確率が高い時代
となっています。
つまり
私たちのライフステージに重なりが出てくる
と考えられるのです。
ライフステージとは
流通用語辞典
ライフ・ステージ
【英】lifestage人生のライフサイクルにおける、ある一定時期の家庭や生活の状況をさす。たとえば、結婚による家庭形成期、赤ちゃん誕生による育児専念期、子供の教育期、子供の独立期などがあげられる。『キャリア・カップル』の著者、ホール夫妻はつぎの6ステージに分けている。(1)「夫婦」のステージ-結婚に始まり、第一子の誕生で終わるステージで、極めて満足感、幸福感が高いステージである。(2)「拡張期」のステージ-第一子誕生から第二子の誕生するまでで、親としての役割が始まり、家を空けることが大変で、プレッシャーと葛藤が急激に上昇するステージ。(3)「ピーク期」ステージ-2人以上の就学前の子供がいるステージで、自分のための時間がほとんどなく、プレッシャーと責任が劇的に上昇するステージ。(4)「フルハウス」ステージ-子供の修学に始まり、一番上の子供が家を離れるときに終わるステージで、家事に携わることがまだかなり多いが、再び職場に戻る決心はできる時期でもある。(5)「縮小」ステージ-第一子が家を去り、終わりは末子が独立したときで、親としてより、再び一人の人間として生活ができるようになるステージ。(6)「区泊の家族期」ステージ-みんな家を離れてしまう時期。
まさに
上の『拡張期』『ピーク期』『フルハウス』の
家庭状況にいる私たち。
そして、今から社会に出て結婚する人たちには
全てではないにしろ
ダブルケアが社会問題として
今から顕在化してくるでしょう。
まだまだ氷山の一角で見えていない事象ですが
この5年10年で団塊の世代が
後期高齢者になると
これを耳にすることが
ぐんと増えてくると思います。
参考までに
『育児と介護のダブルケアの実態に関する調査』平成28年4月 内閣府男女共同参画局
は、このようにポイントを示しています。
http://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/ikuji_point.pdf
ダブルケアをすることになる理由は
色々ありますが
・両親の離婚
・父か母の死別
・親戚が近くに住んでいても交流が全くない
などの
要介護者(介護が必要になる人)に
関わる人が欠けていること。
・自分の結婚が遅かった
・子どもが小さくてまだ手がかかる
・子育て支援が欲しいいっぱいいっぱいの状況でも、親が倒れたなど予期せず訪れるなど
介護をする人にとっての
暮らしや環境が落ち着かない状態でも突然くる
ということです。
いつかくるダブルケアを先に知っておき
どんなことに気をつけたら良いか
自分ができることは何か
を確認しておきませんか?
わたしは
ライフオーガナイズという考え方によって
ダブルケアをしていた自分を
整えていけるようになりました。
真っ最中の方
これから備えたい方が
自分の人生に見通しをもって暮らせるように
お手伝いできたら嬉しいです。
******************
お問い合わせはこちらから