いっぱいいっぱいはもう卒業!余裕が生まれる暮らしの作り方

片づけ、子育てや介護に関すること、関連イベントのお知らせを発信するブログです。ライフオーガナイザー。社会福祉士。3人の娘の子育て中。

【MO学習会レポート】心の片づけ・感情を言語化する

福岡県糟屋郡在住のライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

 

本日はメンタルオーガナイザーとしての活動記事です。

 

メンタルオーガナイズとは、心の中の片づけのことです。見えるモノや部屋の片づけのように見えない心も片づけられたなら、やってみたいと思いませんか?

 

メンタルオーガナイザーができることに、願望・感情・見方と3つのカテゴリーで分けたセッションがあります。

今回のメンタルオーガナイザー学習会のテーマは、『自分の感情を言語化するポイントについて』で、感情の整理整頓をするにあたり、心の内側の言語化について学びました。

 

さあ、わたしはどこでしょう?


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はい、答えは上から3段目、右から2番目のこちらでした!

緑の枠で囲っています♪

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資格を取得して終わりではなく、こうした学習会を通じ、メンタルオーガナイザー自身が心理的安全な中で安心して心を整える機会にもなっていますし、メンタルオーガナイザー同士お客様へお伝えするヒントをも得られる時間はとても貴重で有意義です。

 

 

さて、中身に入りますね。

わたし自身は、感情自体は湧きやすいほうなのですが、それを口に出したらどうなるかを考えるくせがあり、ポジティブなこともネガティヴなことも一回止めるところがあります。だから、沈黙して考える時間が長いんですよね。

 

今回の学習会に出てわたしが自分の感情を言語化するポイントについて学んだことは3つありました。

  1. 感情については快か不快かに分かれていること。
  2. 向き合って小さく分けて、細分化していくことをやってみる。
  3. 相手に感情が伝わるには伝える必要がある。

でした。

 

1、感情については快か不快かに分かれていること。

 

奈都子先生の言う、『感情は快(適)か不快に分かれていて、そこはみんなわかってる』というのは、まさにそうだなと感じました。大雑把にはわかっている、けれども、そのまま放置してしまっているから、特に不快な場合にはモヤモヤが生まれると感じました。わたしの場合は、なんかモヤモヤする、という時は、考えるを辞めるために切り替え行動をしたり、ひとりで消化できない時は信頼できる人に話を聞いてもらいますが、最近はもう考え過ぎるのは辞めて家族、信頼する友人、職場の場合にはできるだけ本人に伝えるようになりました。よく考えたら、心理的安全な場所では、気にせずに発言していたんですよね。本人に伝えようと思ったのは、相手のことをいくら思っていても、片思いではうまくいかないのと、悩みが長続きするからです。やってみるとスッキリします。

 

今まで黙っていたわたしが沈黙を破るようになって周りが戸惑っているのは、ちょっとだけ面白かったりします。

 

 

2、向き合って小さく分けて、細分化していくことをやってみる。

こちらについては、以前はわたしの依頼を断る家族に対して、わたしが我慢すればいいんだ、と自分だけの中で会話をして、勝手に我慢したり、あきらめていたところや、本当は言いたくても言えない、と関係性自体に蓋をする癖があったな、と気づきました。ですから、以前の私は不機嫌で扱いにくかったと思います!苦笑

 

何が嫌だったか言葉にして具体的にどうしてほしいかを伝えられるようになり、ずいぶん誤解やズレがなくなり、過ごしやすくできています。

 

最近はまずは思っていることを小さく伝える、断られるかどうかはまた別の話、と分けて考えるようにしました。自分に嘘をつかないことを始めると、だんだん嘘(相手に合わせてばかり)の行動ができなくなっていきます。自分の『好き』の価値観をよく見てよく聴きよく味わえば、おのずと自身の発言や態度も変わっていきました。自分が満たされていれば、笑顔も増えるし、元気にもなります。

 

 

おつかれさま。

考えてみたけど、これはAと思う。

〇〇さんにも相談したけど、わたしは〇〇と思うから。

帰り、気をつけて帰ってね。

 

こうして自分の意思を伝えることも増えましたが、普段の会話に『賛成、良い案、喜ぶ、大丈夫?寂しい、心配、わからない、一緒にいてほしい、ありがとう、助かります』など、LINEの中には形容詞や想いが含まれる言葉も、一緒に使うようにしています。

 

最近は断られなくても、やり方を一方的に押し付けられるのも嫌になってきました(笑)心が解放され、どんどん感情が自由になっています。なので、できるだけ伝える工夫、聴く工夫をしています。

 

 

相手の機嫌の良し悪しはどうかな?

余裕があるかな?

誰から伝えたほうがうまくいくかな?

聞いてた考えは正反対でも想いは一緒なのがきちんと伝わるようにしよう。

そういう考え方もあるね?わたしにはない視点だわ。

と分けて考えるようになっています。

 

不快な気持ちを細分化することは、あなたは好きだけど、あなたのこんな部分がわたしとは合わない、というのを伝えるツールにもなっている、と普段の行動を振り返りました。

 

3相手に感情が伝わるには伝える必要がある。

わたしは家族が大好きなんですが、タイミングが重なったり、やり過ぎてしまうと疲れてしまうことも多々あります(笑)それに気づいたら、すぐ行動を修正して言葉で伝えるようになりました。

 

まずは自分が嬉しい、楽しい、大好き(💕ドリカムの歌みたい)なことを楽しむ時間を人生のなかにしっかり増やし根付かせていくことを取り組んでいます。

 

一時期、反抗期すぎた三女ともまた話すようになりました。わたしのことをよくわかっているので、母の日にわたしの好きなものを選んで贈ってくれました。

 

結局、今まわりにいるのは自分が選んだ人たち。出来るだけ、しあわせな時間を共有したいし、分け合いたいと思っています。

 

ですから、これからも自分や相手にあった方法で伝え、自分の感情をないがしろやいっしょくたにしないで、ますます表現していこうと思います。

 

そういう意味でもあらためて、好きを届けるために、ブログはつづって行きたいなぁと思いました。『なんで言わないと分からないの?』とついつい思いがちなことも、相手のわかる言葉で自分の気持ちとして話していこう、と思います。

 

 

 

終わりに

 

わたしは高校生で母との死別体験があり、それが強烈すぎて数十年、なかなか受け入れられませんでした。正確にいえば、受け入れたり受け入れられなかったり、揺れていました。

 

大学時代、臨床心理学や発達心理学は学んでいたんですが、渡邉奈都子先生から2019年ポジティブ心理学を初めて学びました。マイナスから平常までの回復の概念しか知らなかった私には目からウロコで、いまのタイミングで学べて良かった、と感じました。

 

ライフオーガナイザーの会員だけが受けられるメンタルオーガナイザーセルフ講座で、ずっと誰にも話せなかった悲嘆とやるせなさに初めて別視点から向かい合うことができ、人はいつでも変われると体感したきっかけになりました。マイナスから普通の心の状態を行ったり来たりすることを繰り返していたわたしが、今では自分でしあわせでいようとする生き方を目指せています。

 

 

 

長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。

 

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