いっぱいいっぱいはもう卒業!余裕が生まれる暮らしの作り方

片づけ、子育てや介護に関すること、関連イベントのお知らせを発信するブログです。ライフオーガナイザー。社会福祉士。3人の娘の子育て中。

元気なころを思い出してほしい

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

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思いで話。

 

 

介護が必要になったり病気に侵される家族がいる時、入院するとじわじわとその姿は変化していくものだ。

 

 

生きている時、そのギャップを受け入れるのに苦しむ家族。

でも

一番苦しんでいるのは、実は本人なのではないだろうか。

 

 

ぽろりぽろりとこぼしていた会話はいまは思い出せない。雰囲気だけは思い出せるが。

 


毎回帰りの車は、家へ連れて帰れなくてごめんね、と目の前では言えない言葉をひとり吐き出した。泣きながら運転していたことだけは覚えている。今考えると、めっちゃ危ない。

毎回、かよ、ありがとう、と言ってくれた父に笑顔でまたね、と言うのは、苦しかったんだよね。一緒に連れて帰りたかった。

 

 

話せなくなってから、あー最後にお話できて、かよ、と呼んでくれた日に、録音しとけば良かった。なんて、思ったりもした。

 

 

妻であった母が生きていたら、父は最後まで家にいられただろうか。

 

それとも、母が潰れないように、4人で介護したのだろうか。そして、母のメンタルケアのために、入院してもらう決断ができたらラクだったのだろうか。

 

 

母がいない分、わたしが看ないといけない、それなのにわたしは結婚して家族もいる、実家で看れなくて入院させてしまった、と必要以上に思っていたのがつらさの原因だったかな、と今振り返ると思う。弟や妹は、若者らしく振る舞っていてうらやましかったし、まだ子どももいない彼らに、『母がなくなってから男手ひとりで親として育ててもらった恩返しをしよう』と言うわたしの言葉はわからなかったのだと思う。温度差を感じた。それはきょうだいからしてもそう感じたろうし、わたしたちは自分たちが疲れてくればくるほど、ヒリヒリしたLINEがやりとりされるようになった。彼らには、ずいぶんな隔たりを感じた。それでも、彼や彼女にはフルタイムの仕事があるにも関わらず、土日の休みや夜に一時、一緒にいてくれた。

おかげで、頭の片隅にあるけれど、その時間はすこしリラックスして自分の家族のことをできた。距離感はリフレッシュを確保してくれたように思う。

 

 

わたしは仕事をやめて、お昼の時間にほとんど毎日見舞いに行くことで、父への罪悪感をはらしていたのかもしれない。

ただ、現実は非常に厳しく、少しずつ進行していく様子を見ること、できないことが増えていき、淡々と業務連絡のようにナースに言われることも多く、あまりにつらくて行けない日もあった。そんな日は自分を責めまくった。

 

 

どちらにしても、現実にはマンパワーは足りず、わたしが仕事を辞めても状況は変わらなかったことだけは確かだ。だから、もしそういった状況になった時は、どうか仕事を辞めないでお金を使いながら、第三者にも頼りながら、ラクに快適に介護する方法を考えてほしい。

 

 

 

亡くなった後
元気で若々しかった姿も
病気になった姿も
フラットに
両方思い出せるようになったとき、
わたしはやっと元気になれた、と感じた。

 


子育ても介護もひとりでしない・させない

そんな社会にしたいな

そして介護する人も介護される人も

最後までしあわせを選べるように

小さくてもいいからチカラになりたい

 

 

 


#できることを探そう #ダブルケア #介護 #大事なひとのお世話 #子育て #ライフオーガナイザー #メンタルオーガナイザー

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M-cafeしなやかに生きる心の片づけ読書会@福岡空港東オンライン 開催のお知らせ

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

はじめての方はこちらをご覧下さい。

見通しのよい暮らしになる片づけサイト

 

 

日常の中で日々過ごしていると、思ってもみないことが起きたり、ついつい自分や誰かに嫌な気持ちを抱いたりすることがありませんか?私もそんなときがあります。先日は、苦手な新規分野で「石橋をたたいて渡りたくなる」慎重屋さんな気持ちが、久しぶりにむくむくと出てきました。人が変わることは一筋縄ではいかない部分もあるんだなあと感じていたところです。それでも以前は、180度一気に変わりたいと思っていた私でしたが、1度ずつでも変わっていけばいいよね、と考えも柔らかく変化していきました。これはあられもなくメンタルオーガナイズの効果です。気づけば、平面の分度器から、地球儀のように変わってきた私の心がここにあります。


さて、自室の空間を整えると気持ちが切り替えられるように、心だって自分次第で切り替えたいと思いませんか?もう何度も好きで読んでいるこの本は開くたびに、「ここのフレーズが好き」と思うところや「えっ、今日はこのひと固まりが響いてくるなぁ」と自分の心の状態によってさまざまな反応を示します。問題そのものを話さなくても、信頼できる他人、日常では関わらない人が集まるこの一期一会を味わえる2時間です。日々の暮らしをリセットしに、いらっしゃいませんか?

 

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心がホッと軽くなるM-カフェしなやかに生きる心の片づけ読書会を開催します。

 

 

1.Mカフェとは

 心理カウンセラーでメンタルオーガナイザーの渡辺奈都子さんの著書

『しなやかに生きる心の片づけ』

を使った構成的読書会です。

 

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*******本の帯より抜粋*******

心の中は、自分だけの特別なスペースです。

『全部出す▶︎分ける▶︎収める▶︎維持する』

の4ステップで乱れた感情を整理整頓!

 

1章: 心の中のやっかいな荷物たち

2章: 生きにくい「モデルルーム」にならない心の作り方

3章: 心を整える片づけの仕組み

4章: 過去への執着を手放す

5章: 他者への執着を手放す

6章: 希望を見つけるために

7章: 「ご機嫌力」を高める心の片づけ習慣

8章: 回復力のある「しなやかな生き方」

 

*******本の帯より抜粋・終わり*******

 

2.本の購入について

著書は下記で購入できます。
参考までにAmazon楽天、出版している大和書房のサイトを載せておきます。


買っていただいたら、当日までにお一人で読むのもOKですし、読まずに参加されてもOKです。


Amazonユーザーのかたはこちら

しなやかに生きる心の片づけ (だいわ文庫)

しなやかに生きる心の片づけ (だいわ文庫)

 

楽天ユーザーのかたはこちら

item.rakuten.co.jp

●出版している大和書房のサイトはこちら

www.daiwashobo.co.jp


 

⚪︎本の内容を分かち合うことで活力を得るMotivation

⚪︎自分が体験&遭遇する

出会いや出来事の意味を見つけるMeaning

⚪︎心の片づけスキルに磨きをかけるMastery

を感じることができる読書会です。

 

著者、奈都子さんのブログに詳しく書かれています。

smartbeing-n.blogspot.com

 

 

3.内容はどんなもの?

 株式会社ウェルビーイングプラスのHPより

www.wellbeing-plus.jp

1章ずつ参加者さんみんなで順番に読み進めていきます。
そのあとのシェア時間では
◇お気に入りポイント(いいね!)
◇新たな発見ポイント(へー!?)
◇実践したいポイント(やってみたい!)
に分けて参加仲間でシェアします。

1か月後、実践してみたことを「○○しました~!」とお話しできるのも
また楽しみのひとつです♡
付せんに書いたり、言葉に出してアウトプットすることで暮らしに変化があるのか⁉
みんなで読むと何が起こる?をぜひ感じていただきたいです。

 

 

4.持ち物

PCやスマホ、本、筆記用具、ふせん(大きさはスマホの2分の1くらいのもの)

 

5.所要時間

2時間

 

6.お支払い

1,500円/1回につき

8回分12,000円を一括でお支払いされることも可能です。

ゆうちょ銀行に事前振込

ほかの方法もご相談に応じています。

 

7.お申し込み、お問合せ

つるさきかよ

LINE公式アカウントからどうぞ

 

以下のリンクから友だち追加してください。


https://lin.ee/mLHSlgQ

 

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8.日時・場所・定員など

9/8(水)朝10時から12時

9時50分から開室

毎月第2水曜日に行います。

時間は毎回10時から12時です。


【2021年度のM-cafe予定】
6/9    終了しました
7/14       終了しました
8/4   終了しました
9/8   残席4
10/13    残席4
11/10    残席4
12/8      残席4
1/12      残席4
2/9        残席4
3/9        残席4
です。

全国どこからでもパソコンやスマホを使って

オンラインで参加できます。

 

定員は4名様です。

 

「子どもの習い事で無理」、「その日は定期通院日で時間が合わない」など、毎水曜日が難しい方は個別にご連絡くだされば、別の日を設けることも可能です。遠慮なく、ご相談ください。 

9.その他

オンライン(zoom)がはじめての方には事前に無料の練習の機会をご準備しています♩
遠慮なく、お問い合わせくださいね。

 

 

【お申し込み】

つるさきかよ

LINE公式アカウントからどうぞ

通常のLINEのようで便利です。

1対1のトークにコメントやスタンプなどで

お話可能です。

以下のリンクから友だち追加していただけたら、連絡が簡単です。

https://lin.ee/mLHSlgQ

 

 

 

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防災講座、片づけ講座をオンラインで実施中!

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シニア生活環境オーガナイザーベーシックコース修了!

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

 

 

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2021年6月末から7月初旬にかけて、一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会主催の、新しい専科資格、シニア生活環境オーガナイザー資格ベーシックコースを受講しました。

 

 

アクティブシニア、ノンアクティブシニアと人生の先輩方が今ある状況をもっと楽に快適に暮らしを楽しみ謳歌できるために、私たちライフオーガナイザーが知っておくべきことを学びました。家族のこと、自分自身の加齢の道標を知り、これからの暮らしをよく見通せる内容でした。

 

 

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(写真は協会会報2021.8.5より拝借しました。)

 

父を介護する前に知っていたかった内容や『そうそう!そこの対応が難しかったんだよね!』と思う部分がたくさんあり、今からこれを受けるライフオーガナイザーたちは全くちがう気持ちで老いた家族や自分自身を見れるだろうと思います。

 

 

介護が始まる前、介護真っ最中、介護が終わった人に、どんなに立場が違っても、とても参考になるものでした。わたしは、実父を介護しましたし、義両親は介護が始まる前ですね!

 

 

また、シニアの方だけでなく、どんなクライアントさまにも同じようにご対応できると良い内容も数多く、心底丁寧な接遇研修を受けているようで、とても学びの多い内容でした。

 

 

わたしは社会福祉士でもあるので、制度のことや誰を尋ねたらその情報を持っているか、は調べ方が分かっていましたし、どう取り扱えばスムーズに行くかは知っていました。

 

 

ですが、加齢によって本人がどう感じていたか、身体的にどんな不便さを感じ始めていたかを、リアルタイムできづくことができませんでした。やはり頻繁に会う家族だけに客観視できていなかったこともありますが、知らないからわからなかった、のだとあらためて思いました。

 

 

病院に行こうか、と促してもなかなか行きたがらなかった父。その気持ちをあらためて教えてもらえました。父の一例しか知らなかったシニアの暮らしに、いくつもの事例を俯瞰してみることで、わたしがこれから出会うアクティブシニアの方にも学んだ技術を生かして行きたいです。

 

 

ちなみに社会福祉士は、国家資格、名称独占資格で、みなさんのお住まいの市役所や区役所、〇〇福祉課などで働いています。

病院では、『地域支援相談室』お部屋を見たことがありませんか?名前を変えてソーシャルワーカーと呼ばれたりしています。

 

 

ご実家のお父さんお母さんのことで心配がある方は、たくさん情報がある中で有益なものを選ぶことが難しい、わからない、という場面がくるかもしれません。

 

 

お盆あけにはプロコースを受けます。わたしのサービスにあるように、みなさんのご両親への感謝を伝えるために、わたし自身も学び、精進して参ります。

 

 

気軽に話せる 公式アカウントはこちら。

どうぞご利用ください♡

つるさきは一緒になって考えます。

24時間、ご連絡はOKです。

夜中の返信はしていませんので、

その時は朝までお待ち下さいね。

 

 

 

【感謝御礼】

2021Get Organized Week!オンラインチャリティイベントの収支報告が出ました。


参加者数合計(登壇者・スタッフ54名のぞく)316名


参加費合計:1,042,200円

※一部振込金額間違いがあり端数が発生しています

イベント経費:139,702円

(クレジットカード手数料・重複申し込み返金手数料・ ウェブちらし作成費・配信サービスオプションおよびイベントペー ジ費用が含まれます。)

寄附金総額:902,498円

 


この寄付金は、以下に寄付させていただく予定です。

東日本復興支援財団

令和3年7月大雨災害義援金

令和2年7月豪雨災害義援金

平成30年7月豪雨災害義援金

日本財団LOVE POCKET FUND(新型コロナプロジェクト)

 

以上、協会会報2021.8.5より拝借しました。

 

 

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。皆様のおかげで、イベントは大成功に終わりました。

防災も伝えている身としては、片づけのプロとしてこのようなチャリティイベントを開催出来ることをとても幸せに思います。

どうぞ来年もチャリティイベントがある場合にはお知らせしますので、その時は興味を持っていただけたら、嬉しいです。

 

 

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母の命日に向けて感じたこと

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー®︎ つるさきかよです。  

 

 

思いのままに書くので、長文になります。

良かったらお付き合いください。

 

 

今日は忘れたくても忘れられない日。

 

 

1995年8月3日。

母が亡くなり、今日で26年経ちました。

 

高校2年、ハンドボール部の合宿中、学校の放送で名前を呼ばれました。嫌な予感がしました。職員室に行き、すぐに電話するようにと、言われました。母が亡くなった、との報告でした。その日の記憶は曖昧でどう過ごしたかは覚えていません。毎日、制服で寝なさい、と叔母に言われていたことに、何でそんなこと言うの?とギョッとしていたことくらいかな?

 

 

暑い季節はこの日を思い出しやすいです。

 

 

でも、最近はすぐに結びつかなくなってきました。暑さと物悲しさがくっついていた20数年、やっと分かれてきました。

 

 

2019年6月にメンタルオーガナイズのセルフ(自分自身の心の片づけに使える資格)を受けてから、少しずつ人生の考え方に広がりが出て、死への受け止め方は変化しました。その後、自分の体験と内容のエビデンスに感動し、人にも提供できるよう、プロ資格を受講しました。

 

それまでは、『どうして私ばかり苦しいの』『みんなの母親は生きているのに、なぜわが家の母だけが病気になり、亡くなったんだろう』『何がいけなかったの』『しんどい、自由に遊びたい、家事なんてしたくない、本当はみんなと同じように部活がしたい、なんで長女に生まれてしまったの、向いていないよ』と言う悲観的な考え方を大変長くしてきました。一時は家によりつかず、夜も遊び呆けていました。今となっては、とても滑稽だとわかるのですが、その頃は、このなんとも言えない感情に支配されていました。周りに言ったことはありませんでしたが、心の中にはずっとあった感情でした。家族を護るためには、わたしの感情は邪魔でもありました。抑えなければ、毎日を暮らせませんでした。家族には時間が経って、少しずつ出せるようになりました。こじらせていたなぁと今は笑えます。

 

 

母親がいて普通に暮らす同じ世代の子たちが男女ともに羨ましく、大人になってもお母さんから色々としてもらえるママたちのSNS投稿を見て嫌な気持ちになっていました。今思えば、比べても意味ないし、わたしはその立場に立とうとしても立てないからわざわざ見たって仕方ないのに、、、本当に無駄なことをやっていました。

 

 

ただ、現実問題、母がいないと言うことは母の分まで色々なことをしないといけないということです。今、母業をしている人は、それをすべて長子にしてもらうことを想像してみてください。母親がいなくなるということはそういうことです。わたしは、妻の立場で父と、弟や妹の進路なども考えてきました。献立づくり、食事作り、炊事、洗濯、買い物、掃除、、、17歳からは子どもの立場でありながら、主体的に母親の代わりであり、同級生と同じ考え方はできなくなっていきました。手伝いではなく、もう仕事だったから。友達と遊ぶのも夕飯を作る時間を考えて、遊びの終わり時間を決めていました。土日はまとめて食糧調達のため、一日は家族のために使うような暮らしでした。

 

元々、人に迷惑をかけてはいけないと言われて育ったことも大きいと思います。なので、ついつい口を出て言いたくなるのですが、わが子が思春期を迎え、わたしは子どもにはあんまり言わないように気をつけています。気をつけたい、無意識に言ってしまう一言です。

 

 

30代まで人のためには犠牲になってまで役に立とうとするものの、自分を喜ばせたり休ませたりするのが苦手なわたしは、ドツボにハマっていきました。

 

 

そういう考え方は幸せを引き寄せません。

 

自分の幸せを我慢し続けると心は壊れていくからです。

 

産後、義母は働いており、子どもの預け先はありませんでした。どこにでも、こんなママはいますが、わたしはわたし1人だと悩んでいました。視野が狭まっていたと今ならわかります。買い物にも他の子の通院にも赤ちゃんや幼児を連れてチビたちといつも行動していたこと、独身時代には普通に行けた映画館や美容室になかなか行けずひとり時間が取れなかったことは、わたしの心のバランスを大きく崩しました。

 

 

仕事をスタートし、子どもたちと離れて過ごし、初めて命の重さから離れられた、それがわたしの最初の『自分を大切にする』や『休ませる』ことだったと感じています。

 

 

気づくまでしばらくかかりましたが、今は自分自身のことをよく理解できています。

どれくらい自分に負荷をかけられるか、わたしの今のキャパシティは最大どれくらいで、今はどれだけ埋まっているか、それを踏まえて、時間を使えるようになりました。

 

 

身近な人の死は、少なくとも周りの人に影響を与えます。その時に、感じることは避けられないですが、どう考えどう心に留め置くかは、自分で決められます。

心の片づけに出会い、あーここがわたしのつまづきだった、と知ることができた時になんて気持ちが良かったか、言葉では言い表せません。空間のようにぐちゃぐちゃな場所が整理できた時には、新しい世界が見えてきました。

 

 

もし、周りの人の死から心の中の淵に落ちて、その深い溝からなかなか這い上がれない方がいたら、メンタルオーガナイズもひとつの方法としてお役に立てると思います。

 

 

カウンセリングやコーチングとは全く違います。

 

 

昨日は、8/2。

子どもたちを連れて実家に帰ってきました。

母の仏壇を掃除し、手を合わせに行くためです。

母が好きだったものをお供えし、生ものはお供えした後、子どもたちがそこで食べます。実家に行くときは、常にそうしています。家に住んでいたころは団子を作ったりしていましたが、わたしは母は団子が好きかどうかなんてわからなかったのにどうして仏様には団子、という感覚で作らないといけないのかな、と無理矢理な気持ちで作っていたので、もう作りません。

弟はうっかり忘れてそのままにして乾燥しカビさせてしまうし、日持ちがする綺麗なゼリーなどがわたしにはむいています。なんでも、私がしたいように変えました。

 

 

娘たちには伝えました。

 

 

生きていない人もあなたたちを形づくってくれた大事な人なんだよ

ママのお父さんとお母さんがいなければ、あなたたちは生まれていないんだよ

見えるものがすべてじゃないんだよ

 

 

と。

 

 

今は弟が住んでくれている実家。私たちらしく維持管理していければ、と気負わずにいられ、今はバランスが取れていて、幸せです。

 

 

 

がんばりすぎている人は、いま一度、考えてみるといいかもしれません。

 

 

まず、あなたがしあわせでいることを一番にそして大事にしてほしいと思います。

 

 

そうご自分で選択する覚悟がある方を

わたしは心から応援しています。

 

 

今日はお寺の納骨堂に今から行ってきます。坊守(ぼうもり)の奥さんも歳を重ねてあり、よく父の話をしてくれた人です。感謝しています。

 

 

まとまらないわたしの想いを読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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【学びレポ】救急法基礎講習/日本赤十字社

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

 

先日は妹と一緒に、この講習会へ行ってきました!

 

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わたしが受けたいなと思ったきっかけは、博多まで出かけた時に起きたこの経験から。
人が倒れても声を掛けられる人間になりたいな、と思ったからです。

 

oyakoasobikariyusi.hatenablog.com

 
姉妹で研修を受けるのも良かったかな。

 


コロナ禍の少し落ち着いた日程で受けることができた研修は、

「救急法基礎講習/日本赤十字社」。

www.jrc.or.jp



平日の10時から15時(1時間休憩)までの4時間受講。
講義形式、お昼休み、マネキン型の人形を使った実施講習、最後には一日で習ったことの簡単な確認テストという流れでした。


5月6月とリアル開催が中止された中でやっと行われた当日。
日赤病院と同じ敷地内にある日赤の福岡県支部で受講。
私たちのほかにも20名はいたようで、私がいたお部屋は広い講義室に10名の参加者。
半分の人数で受けられたから、運が良かったです!


やってみて感じたのは、誰でも倒れることはあるし、もっとたくさんの人がこの方法を知っていたら、命の灯を消さずに済むんだという事。


勇気をもらった一日でした。
テクニックも大切だし、勇気と覚悟が必要だな、車通勤だし、あんまり機会はないかもしれないけれど、自分の身近なところで起きた時は、冷静に対応できるよう、冊子は見やすい場所に収納しました。


時々見直して、復習します!


読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

揺れてもいいんだよ〜

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

 

 

数日前、葬儀に行ってから、わたしの心は揺れています。でもね、『揺れてもいいんだよ〜。』そう自分に言っています。

翌日は一日フルタイムで療育の日でしたが、朝バス乗りをして保育に入ったら、他クラスとの合同保育で子どもが怪我をしないよう見守り、園庭遊具のニス塗りをしたり、アラビックヤマトのりの特大を小さなものに入れ替えたり、子ども対応が少ない日でちょっとホッとしましたよ!空間やモノの整理整頓をするライフオーガナイザー的なお仕事にも似ているな♩なんて思いながら、勤務しました。保育施設は子どもを預るだけでなく、いろんな業務があるんですよー。

わたしはヘルプ要員なので、仕事が空いた日しか入りませんが、若い頃色々とお世話になった先生方に感謝が伝えられる良い機会と思って月に数日働いています。今月は1日だけでした(笑)

 

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話は戻りますが、俯瞰して考えてみると、揺れているのは、葬儀でのお子さんや旦那さまの様子を見て、わたしが共感しすぎたからだと思います。

父親の気持ちや高校生のわたしがそこにありました。乗り越えた、そう思っていたのにね^^

いつだって簡単に、遺された当時の家族のつらい気持ちや母を亡くした寂しかった感情は消えないものなんだな、ということを知りました。

 

 

うん、それがわかって良かった^^

 

 

でもね、こうしてわたしが落ち込みすぎていないのは、今はその扱い方を知っているからです。この波が収まるまで無理をしない方法を手に入れたので、大丈夫、揺れても平気なんですよね^^

 

 

落ち込みの深さもそれを知ることで、測れていますし。以前はもっと深いところまで行っていたなぁ、今回はこの辺で軌道修正したらいいか、とコントロールしようとしています。そして、出来るようになってきたから、気持ちはラクです。

 

 

 

そして、悲しみや苦しみとともに歩んできた人生を今、見方を変えて味わえています。自分で言うのもなんですが、味わい深いです^^だからこそ、今回できたこともあるし。人生に無駄なことなんて、何ひとつもありませんね。

 

 

 

カウンセリングやコーチングではありませんが、心の片づけをしたい方はどうぞ、いかがですか?わたしの場合は身近な人の死別でしたが、人それぞれにありますよね。人間関係のこと、仕事の失敗、普段の考え方のくせ、、、。がんじがらめになっているなら、ゆるめるチャンスになるかもしれません。

 

 

あなたにもなかなか自分でリセットできない何かがあるのなら、そしてそれさえもわからない方は、心の片づけを体験してみませんか?

 

 

わたし自身が24年間自力では変えられなかったことを、この心の片づけを知ることで、変えられるすべを知りました。知ったら、どんどん変わっていきましたよ♩

ですから、きっとあなたも考え方や受け止め方を変えられるはずです。

 

 

心の片づけ対面セッションをご希望の方は、1番下のお問い合わせからどうぞご連絡ください。

 

説明会は無料です。

 

それを聞いて、受けたいと思われた方だけ、

有料のセッションが選べます。

 

まずはお気軽にどんな内容?と聞いていただけたら、と思います。

 

 

ご自宅で受けられて、片づけサポートに入ることも可能ですし、お客様の中には片づけサポートの後にメニューを知られて、受けたいと言われる方もいらっしゃいます。

 

 

空間やお部屋はいくら綺麗になっても、モヤモヤが晴れない方は、心の片づけをしてみるのも手です!

 

 

一度、空間のように片づけてみませんか?

お手伝いしますよ^^

 

 

もうすでに、秋の講座リクエストも入っています。お日にちの希望がある方は、お早めにいただけると調整可能です。特に働いていらっしゃる方は、早めにご検討くださいね。時間はいのち、有限です。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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今日という日はもう二度とこない

子育てと介護のダブルケアをそっと応援・寄り添いを大切にするライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーつるさきかよです。

 

昨日はお葬式でした。

大好きな仲間が亡くなりました。

母と変わらない年齢で、逝ってしまいました。

私のいくつか上、あまりにも若い死でした。

 

内面も外見も素敵なライフオーガナイザー、

九州にいたからこそ、出会えた

素敵な女性でした。

 

彼女と近しいライフオーガナイザーの友人から連絡があり、ふたりでPCR検査を受けて安全を確認し、会いに行ってきました。連絡をくれた友人は彼女と関係が近く、本当に苦しかった、と思います。少しだけ外回りにいた私、身近な者の死を経験したことがある私だから、できることがあると感じ、一緒に行きたい、と声をかけました。運転が苦手と前に聞いていたし、きっとあかりんも会いたいだろうな、と思ったから。わたし自身が、お通夜にひとりで行く勇気がなかったのも本音です。

 

かける言葉はたくさん頭の中で考えていましたが、実際に会場につくと言葉はちからを持たず、何も言えなかった。

 

 

 

26年前の暑い夏、

娘の立場から見た通夜や葬儀が走馬灯のように、よぎりました。母が亡くなった時もたくさんの友達や先生、母を知っているママ友達がきてくれました。

参列者は遺族にとっても、母がどれだけ愛されていたか、を表してくれたんですよね。目の前の現実はとても悲しくて辛かったですが、今は儀式をすることであらためて温かく誇らしい気持ちになったこともまた覚えています。お悔やみの電報も、供花(きょうか)もすべて、あなたの家族が大好きだったよ、ありがとうね、が伝わり、家族は涙が溢れてしまうけれどとても嬉しいものでした。

 

 

だから、今回のように、わたしは知り合った人の通夜や葬儀にはできるだけ参加します。

生きている人はその後にいくらでも会えますが、お葬式はその人に会える最後の機会だからです。そして、それは家族のための第一歩でもあると、よく知っているからです。

 

わたしが行く理由です。

 

コロナじゃなかったら、事前に会いに行っていたかと言うと、きっとわたしにはできませんでした。代表や先輩が会いに行ってくださったことを知り、本当に良かったと思いました。ここはわたしにはできないことだから。こういうことが今たくさんの別れの場所で起きているのだ、とあらためてこの現状を理解した数日でした。

 

今思うこと。

 

今日という日はもう二度とこない。

 

人はひとりで生まれてきたように、

いつかはひとりで死にゆく。

 

死は生といつも隣り合わせ、

だから、後悔のないように生きていきたい。

 

 

あかりん、

あらためて命の尊さを教えてくれて

どうもありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

大好きです。

出逢えて良かったです。

 

 

あかりんは自分がなった病気のことを珍しくて調べようがないからとブログを書いていました。

でもね、病気の人であるその前にわたしが尊敬するライフオーガナイザーです。

もりたあかり|大分|ライフオーガナイザー

 

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